恋愛リロン。です。
辛い思いをしている人に対して出来ることは一つです。
相手と同じ温度のお湯に入る。
辛い思いをして苦しんでいる人に対して、どんな言葉を投げかけても、アドバイスをしても効果はありません。
ぬるま湯から声をかけているので、どうしても上から目線になってしまうからです。
ヌルいお湯に浸かっている人が、相手に適切な助言をすることはできません。
ましてや、相手が熱いお湯に入って苦しんでいるのを知らずに言葉をかけるのは論外です。
相手が辛い思いをしているのなら、まず話を聞いてその事実をよく理解することです。
それに対して、アドバイスをしたり、持論を投げかけても、意味はありません。
辛い思いをしているという事実は何ら変わりないからです。
相手の話を聞いて共感することで、辛い気持ちが少し転移されます。
優位な立場にいると相手の痛みは分からない。
優位な立場にいると、相手の痛みが分からなくなります。
自分は相手のことを思いやることができると思っていても、無理です。
環境があなたの行動を決定づけるからです。
人間はどこまでも合理的に動きますので、自分より立場の高い人の顔色を伺い、優位な立場の弱い人に配慮することはできません。
そのため、会社組織では、会社内での不正防止やパワハラ等を防ぐ目的で内部通報制度を整備することが必要なんですね。
パワハラを防ぐためには、従業員が立場の強い管理職からパワハラを受けた時に、その管理職よりも立場の強い社外の監査役や弁護士に対して報告できるように制度として確立させることが重要です。
そうしなければ、立場の弱い従業員に配慮できる組織にはなれませんよね。
下心が透けて見えるんだよ。
優位な立場から、相手を思いやる言葉をかけても意味はありません。
相手が優位な立場から、優しい言葉をかけられても、下心を感じてしまいます。
相手が優しい言葉をかけることで、自分をどうにかできると思っているその特権的意識に、嫌悪感すら感じてしまいますよね。
相手の話を聞いて、相手と同じ立場になって痛みを共有する。
それができなければ、何も言わずに見守る。
長い時間がかかっても、ひたすらただ見守ってください。
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【恋愛リロン。のまとめ】好きな人からずっとベタ惚れされる、心理分析家の恋愛リロン。 - 好きな人からベタ惚れされる恋愛リロン。