熟知性の原則。←惜しい、相手を知ると好きになる本当の理由。
恋愛における「心理学っぽい」用語に、熟知性の原則があります。
相手のことを知れば知るほど、好きになる。というものです。
相手の趣味や性格など、情報を知れば知るほど相手に対して好意を持つと言われています。
本当でしょうか?
人間には返報性の原理の働くので、一部正しい。
人間には返報性の原理があります。
これは、相手から好意を受けると、好意で返したくなる心理です。
人から優しくされると、相手にも優しくしてあげたくなりますよね。
明るくあいさつされると、気持ちよくあいさつを返したくなります。
相手のある情報を知るということは、相手からそのプライバシーを得る権利を許されているということです。
相手は黙っていることのできる情報をわざわざ公開してくれるのだから、優しくてあげようという気持ちが働きます。
熟知性の原則のポイントは、相手から積極的に知ってもらうこと。
相手のことを知れば知るほど好きになるのは、自分から積極的に情報を取りに行った場合に特に当てはまります。
例えば、お金持ちの人が、自分から年収を言ってきたり、社長だと自慢してきても、ムカつくだけですよね。
自分から聞いた時に素直に答えてくれたり、調べた結果分かった時の方が効果が大きいです。
特に恋愛の場面では、最初に自分からお金持ちや、医者であるなどと言わない方が良いです。
最初のデートで高級店で食事しない方が良いのと同じ理由で、その人自身の内面の魅力を半減させてしまうからです。
初デートのお店はどこが良い??最初のお店で全てが決まる恋愛リロン。 - 好きな人からベタ惚れされる恋愛リロン。
熟知性の原則は、希少性がないと意味がない。
相手のことを知れば知るほど好きになるには、その情報に希少性がないと成り立ちません。
分かりやすいのは、ギャップです。
明るくて社交的に見えるけど、実は繊細なところがある。
おバカキャラだけど、実は頭が良い。
仕事ができるけど、実はダメなところがある。
ダメなところをさらけ出せる人は、モテやすいです。
女は男のダメなところに恋をする、男は隙のある女を好きになる。 - 好きな人からベタ惚れされる恋愛リロン。
さらに、人が好きな人にベタ惚れしている状態というのは、熟知性の原理のように、相手の弱い部分を知っていて、50%のリロン。を保たれている人です。
この状態になった時に、人間は確実にベタ惚れ現象に引き込まれます。
↓ 恋愛における50%のリロンを詳しく説明しています。
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